2011年10月2日日曜日

Shinya Takatori

写真

[Genre]IDM.Electronica.
[Place]RANKandFILE RECORDS

山形県在住のトラックメイカーShinya Takatori。
僕が初めてTakatoriさんのライブを聞いたのは去年のMORR@ADDの時でした。積み上げられていく音の数々と広がる世界観には圧巻、そして、今年に入ってから行われたGnu@ADDのDJにも感動しました。正直、DJで感動し涙腺が緩むのは初めてでした。

今回は僕(M-KODA)Shinya Takatoriさんに作曲方法も含め、お話を聞きました。

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僕「DJ時のこだわり、ライブ時のこだわりを教えてください」

Shiya Takatori「静と動、偶然性を大事にする事」

僕「それはDJもライブもですか?」

Shinya Takatori「そうです。どっちも。あとはライブ時は呑みすぎない事(笑)DJ時はべつによし」

僕「ふふ、なるほど。DJとライブはどちらが好きですか?また、どちらが大変ですか?」

Shinya Takatori「好きも嫌いも別に無いけどリラックスして出来るのはDJ。準備はライブのほうが大変」

僕「確かに、ライブは事前の準備が大変ですね。曲を作る際に何かこだわっている事は有りますか?」

Shiya Takatori「きっちり創りすぎない事。ただでさえPCベースの作曲は硬くなりすぎるの で。ということでアルコールは必要(笑)」

僕「なるほど、フィーリングが大事って事ですかね?」

Shinya Takatori「フィーリングというのが正しいかどうかはわからんが、
人間がやってる感みたいな。

僕「そういえば、実際の制作環境はPCだけなのですか?」

Shinya Takatori「結局はPCでまとめるけど、ハードのサンプラーやらは使ってるよ」

僕「ハードウェアのサンプラーですと、MPCなどですか?
何故ハードウェアのサンプラーを使うのですか?」

Shinya Takatori「rolandのSP-808というやつ。せっかく持ってるから使う(笑)しかも2台。
まあ面白いエフェクトもあるしサンプルを一度808で加工してからPCに取り込む。とか

僕「SP808はけっこう昔のサンプラーですよね。二台も持ってるのですか?もともとトラックメイクもSP808から始めたんですか?

Shinya Takatori「そだね。rolandのMC-303というシーケンサーと808の組み合わせで創ってた。

僕「Rolandの機材がお好きみたいですね?具体的にどういった形で曲を作って行くのですか?

Shinya Takatori「いやrolandはたまたま(笑)曲の制作方法は特に決まったものはないよ。
酔っ払って適当に鍵盤弾いたり、スクラッチの練習してるときにそのまま録ってみたり、ビートから打ちこんでみたり。最初は色々。強いて言えばパーツをたくさん創っておく感じ。で、あとから組み立てる。たす、ぬく。

僕「まさに直感といった感じですね(笑)近々、リリース予定などはございますか?」

Shinya Takatori「2ndアルバムを今年中には。それに伴って12インチも検討中。」

僕「リリースはご自身のレーベルRANK AND FILE RECORDSからですか?
非常に楽しみです。」

Shinya Takatori「そだね。RANKandFILE RECORDS からです。デモ募集中(笑)

僕「個人的にデモを送らせていただきます(笑」
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それでは最後にShinya TakatoriさんとDJ CASINが2009年に行った"drunkers session"の映像を紹介します。
手前がDJ CASIN、奥がShinya Takatoriさんになります。


Wrote by M-KODA




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